雑官稲(読み)ざっかんとう

世界大百科事典(旧版)内の雑官稲の言及

【官稲】より

…郡稲は,大(正)税の一部を別置したもので,毎年出挙してその利を国衙の経常費や交易進上物の代価にあてた。天平初期の正税帳などには,なおこのほかに公用稲,官奴婢食料稲,駅起稲などの雑官稲がみえるが,734年(天平6)1月,政府は駅起稲をのぞくすべての官稲を正税に混合し,その運用を一本化した。その後744年,国分二寺稲(国別4万束)を別置し,さらに翌年には,公廨稲(くがいとう)(大国40万束以下)を設置し,諸国の官稲は,正税,公廨,雑稲の3本立てとして運用された。…

※「雑官稲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む