雑石帯(読み)ざっせきたい

世界大百科事典(旧版)内の雑石帯の言及

【石帯】より

…おもに平安時代の官人・貴族や公家装束に使われた。白石や水晶の場合には玉帯,ふつうのものを石帯(雑石帯)として区別することもあり,また素材が石以外の角製であっても石帯と称することもある。律令官人の服制は推古朝以来,たびたび変わったが,腰帯については707年にそれまでの組紐による条帯を金銀,銅製の銙帯に改め,以後796年まで行われる。…

※「雑石帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」