雑穀農耕文化(読み)ざっこくのうこうぶんか

世界大百科事典(旧版)内の雑穀農耕文化の言及

【農耕文化】より

…他方,この作物複合体は,東南アジアの島嶼部やオセアニアに広がり,そこでココヤシ,パンノキ,サトウキビその他いくつかの根栽作物を加えて,典型的な根栽農耕文化が生み出された。その後,東南アジアの諸地域では,あとから展開してきた雑穀農耕文化や,さらにそれから分化した稲作文化が広がった。このため今日では,根栽農耕文化は,東南アジアの縁辺地域とミクロネシア,ポリネシアの島々や,ニューギニアを含むメラネシア地域など,オセアニア世界にその典型的な姿をとどめるにすぎない。…

※「雑穀農耕文化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む