雨水量(読み)うすいりょう

世界大百科事典(旧版)内の雨水量の言及

【下水道】より

…下水は自然流下で収集することが原則であるが,途中で自然流下が困難な場合に中継ポンプ場が必要となる。合流式では雨水量が晴天時汚水量の2~3倍を超えたときには,その超えた分の下水量を雨水吐きを通じて直接公共水域に放流し残りが処理場に導かれる。したがって,降雨量が多いときには下水が公共水域に直接流入することを避けられず,最近ではとくに都市域で雨天時の直接放流による水質汚濁負荷量が無視できなくなっており,このため雨天時には処理能力を超えた下水の一部分を貯留池に一時的に貯留して処理する方式の採用など,見直しが必要となっている。…

※「雨水量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む