世界大百科事典(旧版)内の雲唐草文の言及
【唐草文】より
…日本では正倉院宝物中に西方から伝えられた多くの唐草文様がみられる。 中国では唐代に雲唐草文と呼ばれるものが流布した。これは殷・周代以来の虺竜(きりゆう)文のS字形モティーフが発展し,漢代には波形のリズムを持つ流雲文となり,さらに六朝時代に西方から植物文様がはいると,これが流雲文と複合して雲唐草文となったと考えられる。…
※「雲唐草文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」