世界大百科事典(旧版)内の電子ビーム溶解法の言及
【真空溶解】より
…また,高融点の活性金属(チタン,ジルコニウム,タンタル,ニオブ,モリブデンなど)の溶解にも使用できる。電子ビーム溶解法では,10-4~10-5mmHgの高真空において電子銃から発射された電子ビームで金属を溶解し,水冷銅鋳型で鋳塊を製造するが,アーク炉よりエネルギー集中度が高い。真空融解法は金属中に溶解しているガス元素(水素,酸素,窒素など)を分析する方法の一つであり,真空中で試料を黒鉛るつぼなどを用いて融解し,発生抽出される一酸化炭素,水素,窒素の測定を行うものである。…
※「電子ビーム溶解法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」