青年団体(読み)せいねんだんたい

世界大百科事典(旧版)内の青年団体の言及

【青年運動】より


[日本の青年運動]
 日本の場合,青年運動は従来からあった若者組娘組を悪弊として非難するのに対応して組織された。1880年代ごろからおもに若者組を母体として,農村部を中心に形成されはじめた青年団体は,90年代以降徐々に増加していった。1886年の中学校令(尋常・高等の2等に分け,府県立尋常中学校は各府県1校,高等中学校は全国に5校)の公布は,尋常中学校を激減させたため,軍隊に入るまでの教育機関として,読み・書き・そろばんの基礎を習得する場として,また風紀の改善を図り人心を統一する機関として,各地に青年団体が組織された。…

※「青年団体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android