世界大百科事典(旧版)内の青年演劇の言及
【アマチュア演劇】より
…日本においては,古くから市井にあった〈素人芝居〉のほか,大正末期から非専門のプロレタリア演劇,農民・学生演劇などが新劇運動の波とともに散発的ではあったが行われていた。第2次大戦後は民主化の中で地域,職場,学校を中心に,市民サークルによる演劇,青年演劇,勤労者の自立演劇(職場演劇),学生演劇,高校演劇など,各分野でのアマチュア演劇運動が急速に広がった。それは市民,勤労者,若者の自主性,創意性,文化性を重んじ,演劇に参加することが社会的行為であると自覚されたところに意義があった。…
※「青年演劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」