青花白磁(読み)せいかはくじ

世界大百科事典(旧版)内の青花白磁の言及

【景徳鎮】より

…宋代になると技術が急速に向上して,薄づくりのみごとな白磁(青白磁,影青)が量産され,海外輸出もはじまった。さらに元代には青花白磁(染付)の製作をはじめ,その製品は中国国内はもとより,東南アジア,インドから西アジア各地にまで送られた。 明代の初期,御器廠とよぶ政府直営の工場が置かれて,最高級の御用品が焼造された。…

【李朝白磁】より

…白磁は,白の清潔感を愛する李朝人に最も好まれた。青花白磁つまり染付が出現した後も,《光海君日記》にみえるように,17世紀の前半ごろ,一時は染付が王世子用であるのに対して,白磁が王の専用品として規定されたことさえあった。白磁【西谷 正】。…

※「青花白磁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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