青貝細工(読み)あおがいざいく

世界大百科事典(旧版)内の青貝細工の言及

【貝】より

…貝殻の表層をとり去り真珠層を出し,これを短冊形に切って磨いた摺貝(すりがい)とし,これを張り合わせて文様を描く。青貝細工ともいう。また,真珠は七宝の一として尊ばれ,日本では古来伊勢真珠が最良とされ,〈伊勢の海の白水郎(あま)の島津が鰒(あわび)玉取りて後もか恋の繁けん〉(《万葉集》巻七)とあるようにアワビからとったらしいが,後にはアコヤガイやドブガイからも得るようになった。…

※「青貝細工」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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