非履歴残留磁化(読み)ひりれきざんりゅうじか

世界大百科事典(旧版)内の非履歴残留磁化の言及

【自然残留磁気】より

…一定の直流磁場をかけた状態で交流磁場の振幅を設定値からゼロまでもっていったとき残留磁化が発生する。これが非履歴残留磁化で,例えば,地球磁場(直流磁場)を打ち消さずに交流消磁を行ったとき,あるいは岩石に落雷したとき,落雷の電流によって生ずる磁場が原因となった残留磁化である。直流磁場がない場合でも,交流消磁中の回転が原因となって消磁すべき岩石に,逆に残留磁化を与えることがある。…

※「非履歴残留磁化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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