革共同(読み)かくきょうどう

世界大百科事典(旧版)内の革共同の言及

【学生運動】より

… 六全協による方向転換後,全学連などの学生運動を日常要求路線,身の回り主義へと指導しようとした共産党に対する反発は,全学連の共産党からの決別と,ブント(共産主義者同盟)の誕生(1958.12)をもたらすこととなった。ブントは59年6月の第14回大会で,日本トロツキスト連盟の改組によって生まれた革共同(革命的共産主義者同盟)から全学連の主導権を奪い,60年安保闘争(〈日米安全保障条約〉の項目を参照)で主導権を発揮した。全国で580万人が統一行動に参加し,11万人の請願デモが国会を取り巻いて最大の盛上りをみせた6月15日の国会闘争で,東大生樺美智子が警官隊との衝突の中で死亡した。…

※「革共同」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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