世界大百科事典(旧版)内の《革命に奉仕するシュルレアリスム》の言及
【シュルレアリスム】より
…ブルトンは29年に《シュルレアリスム第二宣言》を刊行し,史的唯物論への同意を再確認しながらも共産党を厳しく批判,シュルレアリスム運動の〈自立〉と〈隠秘化〉を説く。これを機にデスノス,アルトーら有力メンバーを除名し,新たにダリ,ブニュエル,シャールらを加えて,第2次機関誌《革命に奉仕するシュルレアリスムSurréalisme au service de la révolution》を創刊した。すでに世界各地に多くの同調者を得て,運動は国際的規模に広がりつつあったが,32年にアラゴンが脱退してのち,ナチスの脅威のもとに,しだいに苦しい活動を強いられるようになる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」