世界大百科事典(旧版)内の音程差の言及
【音律】より
…これによって,ピタゴラス音律や純正律に比べて多くの調が実用可能となったが,調号の多い調ではきわめて耳ざわりな不協和音の生じるのが欠点である。
[12平均律]
一般に平均律とは,ピタゴラス音律や純正律で生じる微小な音程差(コンマ)を調整して実用に便利なものとした音律を指す。それは等分平均律と不等分平均律に大別され,そのおのおのについてもさまざまな種類があって,前述の中全音律も不等分平均律の一種にほかならない。…
※「音程差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」