世界大百科事典(旧版)内の音誦症の言及
【独語】より
…成人でも考えごとがあるときなど,思わず,ひとりごとがでてしまう。病的なものとしては精神分裂病のさいの独語があり,ひとりでぶつぶつといっているもの,常同的に同じ語句,文章をつぎつぎと唱えるもの(音誦症),だれもいないのに会話しているようにしゃべったり,演説でもしているように叫んでいるもの,などがある。精神遅滞児や自閉症児の一部にも同じように独語が著しいものがあるほか,老人性精神障害にもみられる。…
※「音誦症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」