世界大百科事典(旧版)内の音韻的対立の言及
【音素】より
…これに対し,L.ブルームフィールドは音素を物理的実体としてとらえる立場を表明した。この線に沿ってプラハ言語学派の音韻論は,語の知的意味を区別できる音声的相違すなわち音韻的対立phonological oppositionに基づき音素を分析すべきだと主張した。すなわち,より小さな連続した単位に分解できない音韻的対立の項が音素と見なされる。…
※「音韻的対立」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」