世界大百科事典(旧版)内の項梁の言及
【項羽】より
…戦国楚の将軍の血筋をひき,下相(江蘇省宿遷県)で生まれた。幼くして孤児となり,叔父の項梁(こうりよう)にひきとられて教育をうけ,前209年に陳勝・呉広らが反乱をおこすと,項梁とともに呉(蘇州市)で兵を挙げた。項梁は楚王の子孫の心(しん)を懐王に立てて反秦勢力を結集したが,彼が戦死すると代わって項羽と劉邦がその中心となった。…
※「項梁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」