世界大百科事典(旧版)内の頭音方式の言及
【アルファベット】より
…これを行書風に崩して書いたものからしだいに現在の〈小文字〉が発達した。ラテン文字の名称は,セム文字のような頭音方式ではなく,単純な音価方式である。すなわち母音文字はその音価を長く延ばし,子音文字は,破裂音の場合には各音価の後にēを添え(ただしKはkā,Qはkū),持続音の場合(F,L,M,N,R,S)は逆に各音価の前にeを付けて呼んだ。…
※「頭音方式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」