類白血病反応(読み)るいはっけつびょうはんのう

世界大百科事典(旧版)内の類白血病反応の言及

【白血球】より

…重篤な感染症では5万/mm3にも及び,正常時にはみられない若い好中球もみられるようになる。これを類白血病反応といい,病気の重篤さを示す指標の一つとされる。 好酸球は特異的顆粒が塩基性で,酸性色素によく染まる(エオジン‐メチレンブルー染色ではエオジンによって赤く染まる)ことから名づけられた。…

【白血病】より

…しかし,病初期で白血球の増加の程度が比較的軽度のときには診断は困難なことがある。また,腫瘍や感染症などで白血球が白血病のように増加する類白血病反応との鑑別診断が問題となることがある。慢性骨髄性白血病では,染色体分析で特徴的なフィラデルフィア染色体を認める例が多く,また好中球のアルカリホスファターゼ活性が低値を示すことが多い点が,鑑別点として有用である。…

※「類白血病反応」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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