世界大百科事典(旧版)内の類腫瘍の言及
【卵巣腫瘍】より
…さらに,卵巣は胃癌や乳癌からも転移しやすい臓器で,消化器癌を原発巣とし,両側の卵巣に発生して粘液を産生する転移性癌はクルーケンベルク腫瘍ともいわれ,有名である。そのほか,卵巣は炎症やホルモン投与,子宮内膜症によっても腫大することがあり,これらは類腫瘍と病変呼ばれている。
[卵巣腫瘍の疫学]
前に述べたように,卵巣腫瘍は幼小児期を含め,あらゆる年齢層に発生する。…
※「類腫瘍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」