顧允成(読み)こいんせい

世界大百科事典(旧版)内の顧允成の言及

【顧憲成】より

…中央の官僚となったが,政府当局と対立し,野に追われた。帰郷後,弟の顧允成(こいんせい),友人の高攀竜(こうはんりゆう)らとともに無錫に東林書院を復興し,同志を糾合して講学した。その学問は,朱子学に傾向しつつ陽明学末流の弊害を正そうとするもので,救世の意欲にあふれたものであった。…

※「顧允成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」