飯塚観松斎(読み)いいづかかんしょうさい

世界大百科事典(旧版)内の飯塚観松斎の言及

【飯塚桃葉】より

…江戸後期の印籠蒔絵師。生没年不詳。通称は源六,号は観松斎。明和年間(1764‐72)に阿波の蜂須賀重喜に六石三人扶持で召し抱えられ,江戸中橋檜物町の藩邸に住む。蜂須賀侯より下駄に蒔絵を施す下命を断る硬骨漢である反面,詩歌をよくした文人。風情ある格調高い作風を示し,代表作には《宇治川蛍蒔絵料紙硯箱》(宮内庁)がある。彼の子孫は蜂須賀侯に仕え,観松斎の号を踏襲している。【郷家 忠臣】…

※「飯塚観松斎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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