飼料自給率(読み)しりょうじきゅうりつ

世界大百科事典(旧版)内の飼料自給率の言及

【畜産】より

…だから飼畜数の増大は飼料需要の増大であり,どこの国でも畜産の発展は飼料生産の発展でもあるのだが,日本の場合,この畜産の発展が輸入飼料の激増でまかなわれたというのが特徴である。純国内産飼料自給率が30%にも満たないのであり,濃厚飼料自給率に至っては10%を割っている(1982)。したがって日本の畜産経営は飼料穀物の国際価格の変動により大きく揺さぶられる弱点をもっている。…

※「飼料自給率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む