首なし地蔵(読み)くびなしじぞう

世界大百科事典(旧版)内の首なし地蔵の言及

【鋸山】より

…山頂には〈地蔵のぞき〉と呼ばれる石切場の絶壁や見晴しのよい十州一覧台があり,南腹に行基創建と伝える日本寺や,近世末に上総国の石匠大野甚五郎が刻んだ東海千五百羅漢がある。羅漢像は明治初期の廃仏毀釈とかけ事の迷信により,ほとんど首を失い,一名〈首なし地蔵〉と呼ばれる。JR内房線浜金谷駅近くから頂上までロープウェーが通じ,自動車専用道路も開設されている。…

※「首なし地蔵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android