香水閣(読み)こうすいかく

世界大百科事典(旧版)内の香水閣の言及

【秋篠寺】より

…1135年(保延1)6月に講堂を残して罹災し,平安時代末期には西大寺との間に秋篠山の帰属をめぐり論争が生じ,以後2世紀にわたって争われた。その間大元帥法(だいげんのほう)に用いられる香水は,当寺の閼伽井(あかい)(香水閣)より汲みとられて,東寺に運ばれて用いられた。鎌倉時代には講堂が大修理されて本堂となり,罹災した諸仏も修理されて安置されている。…

※「香水閣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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