馬山事件(読み)ばさんじけん

世界大百科事典(旧版)内の馬山事件の言及

【馬山】より

…馬山浦事件とよばれるロシアとの角逐を背景に,1899年各国居留地を設定した国際港として開港し,後背地の金海平野の農産物の積出港として発達しはじめ,のちには醸造,製紙などの地方工業も興った。解放後は,1960年に不正選挙に端を発する馬山事件が発生し,李承晩政権崩壊(四月革命)の導火線となった。朴正熙政権の下で70年に,外国企業を誘致して輸出産業を興し,外貨獲得を目的とする馬山輸出自由地域が設置された。…

※「馬山事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む