馮家昇(読み)ふうかしょう

世界大百科事典(旧版)内の馮家昇の言及

【征服王朝】より

…一般には,他民族を征服して樹立された王朝をいい,その例は世界史上に広く見られるが,とくに中国に対する北方民族の征服行為の結果生まれた中国王朝の一類型を指す語として用いられることが多い。この場合は,正しくは中国征服王朝といい,ウィットフォーゲルが馮家昇(ふうかしよう)との共著《中国社会史――遼(907‐1125)》(1949)の序論で説いた概念として知られる。彼は中国王朝を典型的中国王朝と中国征服王朝に分けた。…

※「馮家昇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android