馮応科(読み)ふうおうか

世界大百科事典(旧版)内の馮応科の言及

【筆】より

…それにともない,諸葛高などすぐれた筆匠が現れ,彼らの製筆がもてはやされた。元代の筆匠としては呉興(浙江省湖州)の馮応科(ふうおうか)が名高く,その製筆は趙孟頫(ちようもうふ),銭選とともに三絶と称された。 明代は文房清玩(文房四宝)の趣味が最も高まった時代で,端渓水巌の開削,程君房,方于魯ら著名な墨匠の輩出にともない,筆もそれらに適合した柔毛の羊毫を愛用するものがしだいに増加した。…

※「馮応科」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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