世界大百科事典(旧版)内の駝鈕の言及
【印章】より
…この官印はその官職任命の証拠として授けられ,地位を失えば奪われた。印面は方寸(1寸四方,ほぼ22~23mm四方)で,文字は繆篆(びゆうてん)(模印篆)の書体で陰刻,鈕制は亀鈕,鼻鈕のほか駝鈕(北方異民族),蛇鈕(南方異民族)などで,鈕に孔をあけて〈丈二の組〉という1丈2尺の印綬(ひも)をとおし佩帯する。印綬は百官は身分により上から〈金印紫綬〉〈銀印青綬〉〈銅印黒綬〉と色が定まっていた。…
※「駝鈕」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」