世界大百科事典(旧版)内の《駢字類編》の言及
【類書】より
…わけても《事類賦》は清にいたって《広事類賦》《広広事類賦》《続広事類賦》と増補され継がれ,これらが《事類統編》として合刻されてのちも《増補事類統編》が作られたように,歴代とくに重んぜられた。このほか字書や韻書の形を借りた類書も明代以降多数編まれたが,これらを集大成したものが清朝の勅撰にかかる《駢字類編》と《佩文韻府(はいぶんいんぷ)》である。科挙受験のための類書で,最も古いものとして挙げねばならぬのは唐の《兎園策府》であり,宋代の《玉海》《古今源流試論》もこの類である。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」