世界大百科事典(旧版)内の骨シンチグラムの言及
【骨転移癌】より
…癌の骨転移の症状は転移部位の疼痛が主であるが,そのほか腫張,病的骨折,脊椎転移による脊髄麻痺などがある。診断はX線撮影によるが,テクネシウム99mリン酸化合物による骨シンチグラムが骨転移の診断にはきわめて重要な診断方法となる。この診断法では,自覚症状のない時期,X線写真にも異常所見が認められないきわめて早期から,集積像として見つけられることがしばしばである。…
※「骨シンチグラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」