世界大百科事典(旧版)内の骨形成の言及
【骨肉腫】より
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[診断と治療]
骨肉腫の診断は,多くの場合X線撮影で可能であるが,ほかに血管造影,骨シンチグラム,他の臨床検査結果,病理組織検査など総合的診断によりなされる。骨肉腫が示すX線像は,典型例では骨破壊像と骨形成像,スピクラspiculaやコードマン三角Codman triangleと呼ばれる骨膜性反応像であるが,腫瘍によっては骨形成,または骨破壊を主として示す場合もある。骨形成を主体とする骨肉腫はX線分類上造骨性と呼ばれ,骨破壊像を主体とする場合は溶骨性と呼ばれる。…
※「骨形成」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」