高温腐食(読み)こうおんふしょく

世界大百科事典(旧版)内の高温腐食の言及

【腐食】より

…高温酸化による厚い酸化物皮膜(通常スケールと呼ぶ)の成長が著しくなるという理由で材料が使えなくなる温度をスケーリング温度というが,通常の場合,高温での機械的強度の限界温度よりはスケーリング温度のほうが高いので,実用材料では高温酸化によるスケール生成はあまり問題とはならない。このスケールを破壊する条件が加わったり,溶解する物質が存在するときに起こる異常酸化が高温腐食high temperature corrosionでの問題となる。応力の存在下で金属の変形が起こると表面皮膜の破壊が起こるが,破れ目を起点とする腐食反応の進行の速度がそれを補修する速度を上回ると局部腐食に発展する。…

※「高温腐食」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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