鳥供御人(読み)とりくごにん

世界大百科事典(旧版)内の鳥供御人の言及

【鳥売】より

…三条座の前身は供御人(くごにん)であり,鎌倉中期に御厨子所(みずしどころ)が三条以南の〈魚鳥精進(野菜)菓子交易の輩〉を御厨子所供御人と認め,かわりに商売に課税したといわれている。1333年(元弘3)の内蔵寮領目録には,六角町生魚供御人等と並んで鳥供御人が記されており,毎年鳥40羽を内蔵寮に貢納していた。このように,鎌倉・南北朝期には鳥供御人は内蔵寮の支配下に鳥売を行っていたのである。…

※「鳥供御人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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