鳴海余一(読み)なるみよいち

世界大百科事典(旧版)内の鳴海余一の言及

【鳴海】より

…743年(天平15)の東大寺正倉院丹裏古文書に〈成海郷〉とあるのが初見。鎌倉時代になると,熱田から二村(ふたむら)山(現,豊明市)へ通ずる鎌倉街道沿いの地としてさかえ,また古代・中世の紀行文などに〈鳴海潟〉〈鳴海浦〉などと記されており,歌枕でもあった承久の乱後に清和源氏の流れをくむ小笠原清時とその子が鳴海余一を称しており,この一族が鳴海に勢力をもっていたと思われる。南北朝初期までには東西2荘よりなる鳴海荘が内裏料所として成立していた。…

※「鳴海余一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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