鴻池屋伊助(読み)こうのいけやいすけ

世界大百科事典(旧版)内の鴻池屋伊助の言及

【草間直方】より

…山城国京綾小路烏丸(からすま)の枡屋唯右衛門の子として生まれ,1762年(宝暦12)京都四条の山中(鴻池)家に丁稚奉公をし,翌年河内国の鴻池新田会所の勤務となり,74年(安永3)大坂今橋の鴻池本家に出勤となった。ついで同年鴻池家の別家草間家(今橋)の女婿となり,鴻池屋伊助ととなえ,両替屋を経営した。肥後熊本藩,豊後府内藩,播磨山崎藩,讃岐多度津藩,陸奥盛岡藩,田安家などと取引した。…

※「鴻池屋伊助」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android