世界大百科事典(旧版)内の鶏糸麵の言及
【ラーメン】より
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[インスタントラーメン]
インスタントラーメンの先駆けとなったのは,1952年末に都一(みやこいち)製麵が発売した,めんを手で枠に入れ長方形に成形,波状にした中華めんである。58年には大和通商が現在のインスタントラーメンの始まりともいえる,めんを油で揚げた〈鶏糸麵〉(味付け油揚げめん)を東京の百貨店の店頭で販売した。同年8月安藤百福が日清食品を設立,鶏糸麵と同様のものをチキンラーメンの名で,袋入り1袋(85g入り)35円で発売し,これが爆発的な売行きを示し,以降各社の新規参入がつづいた。…
※「鶏糸麵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」