鷹場組合(読み)たかばくみあい

世界大百科事典(旧版)内の鷹場組合の言及

【鷹場】より

…その後1716年(享保1)吉宗が8代将軍になると放鷹が復活し,同年9月江戸近郊9領594ヵ村が公儀の鷹場として指定されるとともに,鷹場役人の任命が行われた。翌17年5月には三家の鷹場が江戸から5~10里の地域に再設され,18年には公儀鷹場が葛西,戸田,中野,目黒,品川,岩淵の6筋に編成され,鷹場負担の均等化,法令伝達機能を担わされた鷹場組合が結成された。これらの諸制度はすべて幕領,私領,寺社領の差のない一円的な組織であり,江戸周辺地域の特徴の一つであった分散入組支配体制の克服の方向が示されたという点において,重要な意義を有するものであった。…

※「鷹場組合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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