世界大百科事典(旧版)内の鹿倉の言及
【狩場】より
…野生鳥獣を捕らえるため指定されている場所。中世には領主の娯楽のための狩場が,鹿倉(かくら)などの名で指定され,多くは無人の地区で,その使用権は一種の特権として譲渡された。狩場では定まった作法や言葉が用いられたことは,《狩詞記》または《高忠聞書》などにその一端が示され,また現在九州方面に残存する民間の狩猟秘伝書からも断片的にうかがわれる。…
※「鹿倉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」