鹿島の事触(読み)かしまのことぶれ

世界大百科事典(旧版)内の鹿島の事触の言及

【鹿島踊】より

…茨城県鹿嶋市鎮座の鹿島神宮の信仰を持ち歩いた〈鹿島の事触(ことぶれ)〉と称する宗教芸能者が広めた歌舞。歌に〈誠やら鹿島の浦に弥勒(みろく)お舟がついたやら〉と弥勒菩薩の来訪を賛美する詞章があるところから弥勒踊ともよばれる。…

【鹿島信仰】より

…これは,鹿島神宮の大物忌と称する巫女王の託宣による予言が基礎となっている。鹿島の事触(ことふれ)たちが,鹿島の予言を東日本の各地に伝播させていったときに,救い主弥勒の乗った船の到来も告げられたのである。弥勒仏の到来を鑽仰(さんぎよう)する弥勒踊は,現在も鹿島地方に濃厚に分布している。…

※「鹿島の事触」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む