黄コハク(読み)きこはく

世界大百科事典(旧版)内の黄コハクの言及

【コハク(琥珀)】より

…古代の中国人は,虎が死ぬと精魄が地に入り,化してコハクになると考えた。大プリニウスの意見(《博物誌》第37巻)では,排出されたオオヤマネコの尿が凝固し結晶して,リュンクリウムlyncuriumあるいは黄コハクと呼ばれる石になるという。もっとも,このリュンクリウムは黄コハクとは関係がなく,青や緑や赤の燃えるような色を呈するケイ酸塩鉱物の一種,トルマリン(電気石)だという説もある。…

※「黄コハク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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