黄金・薔薇十字団(読み)おうごんばらじゅうじだん

世界大百科事典(旧版)内の黄金・薔薇十字団の言及

【薔薇十字団】より

…しかし三十年戦争以後も依然として隠された潮流は持続し,17世紀初頭の薔薇十字運動はしだいに〈極度に理想的に構想された本来の団の水増しと思える〉(H.ジルベラー)第2の局面に移り,次いで一部はフリーメーソンと合流するなど,18世紀に入るとふたたび新たな展開を迎えた。フランスではフリーメーソン・ロッジに〈薔薇十字の騎士〉の位階が導入され,ドイツでは1777年ベルリンにフリーメーソンから分離独立した〈黄金・薔薇十字団〉が結成され,フォルスターGeorg Forster(1754‐94)や解剖学者ゼンメリングSamuel Thomas Sömmering(1755‐1830)らが活動したといわれる。ゲーテもこの結社に関心を抱いたらしい形跡は,長編詩《秘密》の山上の修道院の創設者フマヌスの死の床の場で,修道院の扉に薔薇の絡んだ十字の印が刻されているところから察せられる。…

※「黄金・薔薇十字団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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