黄金鍵章(読み)おうごんけんしょう

世界大百科事典(旧版)内の黄金鍵章の言及

【鍵】より

…18世紀から19世紀にかけて,ヨーロッパの多くの宮廷では侍従職のもつ精巧な儀礼用の鍵が作られ,それらの頭部は王冠や王家の紋章や組合せ文字によって飾られた。黄金鍵章gold keyはイギリス侍従長の標章であった。【春山 行夫】
[近代的な錠の出現]
 古くから用いられていた南京錠にはスプリングボルト式やウォード式があり,前者は錠前に板ばねの力ではまり込んだ閂を鍵で押し出すしくみ,後者は錠前内部の障害物を通過する鍵だけが一回転し解錠できるしくみであった。…

※「黄金鍵章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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