世界大百科事典(旧版)内の黒膜の言及
【泡】より
…シャボン玉の色の移り変りを眺めていると,初め赤,青の変化を繰り返すが,やがて黒い斑点が突然現れ広がっていく。この部分を黒膜という。黒膜には厚さ10~100nm(第一種)と約5nm(第二種)の2種類があり,第一種の黒膜ではセッケン分子のつくる2分子層の間に水を含んでおり,この水が蒸発・排液などにより除かれると第二種の黒膜となる。…
※「黒膜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」