黒貴の酒(読み)くろきのさけ

世界大百科事典(旧版)内の黒貴の酒の言及

【醸造】より

…環太平洋地域に広く分布していた口嚼酒(くちかみのさけ)は,穀物やいものデンプンを唾液(だえき)の酵素で糖化し発酵させたものであるが,これを嚙(か)むものは女性,とくに処女がえらばれている例が多い。平安初期に編纂(へんさん)された《延喜式》によれば,新嘗会(しんじようえ)の祭りに使われた白貴(しろき),黒貴(くろき)の酒は,舂稲仕女(つきしねのしによ)がその年の新穀を杵でついて仕込んでいる。室町時代まで女子が酒造に従事することが多かったが,女人禁制の寺社で酒がつくられるようになって,酒蔵は女人禁制という習慣が生まれたものと思われる。…

※「黒貴の酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む