世界大百科事典(旧版)内の鼓形ウォームギヤの言及
【歯車】より
…一般の歯車の減速比は1:10程度までであるが,ウォームギヤでは1:10から1:100くらいまでの間の減速比が容易に得られる。歯のかみ合い率を増大させ,負荷特性をよくするものとしてウォームの形状を鼓のような形にした鼓形ウォームギヤ(グロボイドウォームギヤ)があるが,製作,使用がむずかしく,効率も下がる傾向がある。ウォームにはふつうは焼入れ鋼を用い,表面を研削して仕上げ,ウォームホイールにはリン青銅または鋳鉄などが用いられる。…
※「鼓形ウォームギヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」