鼓膜張筋(読み)こまくちょうきん

世界大百科事典(旧版)内の鼓膜張筋の言及

【中耳】より

…また,小さな2個の筋肉が鼓室の内側にあり,耳小骨について強大音で収縮し,内耳に対する保護作用をもつと考えられている。あぶみ骨につくあぶみ骨筋と,つち骨につく鼓膜張筋がそれである。中耳腔のさらに内側の骨の中には内耳がある。…

【耳】より

…(1)鼓室 鼓室cavum tympaniは六つの面に囲まれ,上壁は骨壁をへだてて中頭蓋腔と接し,下壁は外耳道より低く,内頸(ないけい)静脈球が接する骨壁である。前壁には耳管の開口部と鼓膜張筋を入れる骨管があり,後壁の骨の中には顔面神経が走行し,上部で乳突洞と通じている。内壁は蝸牛を覆う骨壁であり,外壁は鼓膜である。…

※「鼓膜張筋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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