世界大百科事典(旧版)内の3ヒンジアーチの言及
【橋】より
…また,アーチとその上に支えられる橋床を含む面全体がトラスで組まれたものをスパンドレル・ブレーストアーチ,アーチから橋床をつるすつり材を綾状に組んだものを考案者の名をとってニールセン形式アーチと呼んでいる。 橋に使われるアーチにはヒンジの数により3ヒンジアーチ,2ヒンジアーチ,固定アーチの3種がある。3ヒンジアーチは二つの支点(アーチのときはとくにスプリンギングともいう)とアーチの頂点(クラウン)にヒンジをもち,支点が多少動いても無理な力がアーチに働かない利点はあるが,使われることは少なく,日本では大阪の桜宮橋があるのみである。…
※「3ヒンジアーチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」