5度螺旋(読み)ごどらせん

世界大百科事典(旧版)内の5度螺旋の言及

【5度圏】より

…ただし以上は平均律を前提とした場合である。純正5度(2:3,平均律5度は2:2.9966)を重ねてゆくピタゴラス音律では,異名同音はあり得ず,永遠に同じ音には回帰しないので圏をなさず〈5度螺旋〉と呼ばれる螺旋状の図になる(図2)。なお,5度圏理論は西洋ばかりでなく,中国や日本にも古くから存在し,17世紀の朱載堉,および中根元圭の十二平均律理論の以前から実践的には5度圏によるエンハーモニックの解釈が行われていたと考えられる。…

※「5度螺旋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む