B 型肝炎(読み)びーがたかんえん

世界大百科事典(旧版)内のB 型肝炎の言及

【肝炎】より


【ウイルス性肝炎(急性肝炎,急性ウイルス性肝炎)】
 肝炎の原因となる主要な肝炎ウイルスはA型,B型,C型肝炎ウイルスである。C型はながらくウイルスが分離確認されなかったため,A型,B型肝炎ウイルスを除外した肝炎ウイルスという意味で非A非B型肝炎ウイルスと呼ばれていたが,90年代にウイルスが確認された。その後D~G型も発見されているが,非A非B型の90%はC型である。…

【肝機能検査】より

…この肝炎(A型肝炎)は慢性化することはなく,黄疸が出るころには通常ウイルスは糞中にみつからないけれども,血清中のHA抗体価が上昇してくるので診断できる。HBウイルスは血液を介して感染する(B型肝炎)。乳児期や免疫抑制剤の使用時,また病気などのため免疫不全の状態にあるときに感染した場合には,免疫反応が十分でないためにウイルスはすぐには体から排除されず,感染が持続する。…

※「B 型肝炎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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